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HSPやエンパスの「言いたいのに言えない・伝わってない」問題

 
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HSPのお仕事の悩みパターン診断をしています。転職・就活・起業・人間関係のご相談も。「敏感すぎる人の仕事の不安がなくなる本」など著書・監修3冊。 詳しいプロフィールはこちら

HSP・エンパス キャリアコンサルタントの

みさき じゅり です。

(Twitter: @HSP_worklife)

 

私はこんなに気がついてるのに、なぜあの人は気がつかないの?

言わなくても、考えや気持ちがわかるものだよね?

 

HSPやエンパスは、細かいことや見えないことに気が付きやすいです。

 

そして、「みんなも同じように気づいている・感じている」のではない、と知ると、

どうしたらよいか、困ることがあります。

 

時には、言いづらいことを汲み取ってくれないタイプの人

との会話がストレスになることも。

 

この記事では、HSPやエンパスの方からよく伺う、

「言いたいのに言えない・伝わってない」問題

を取り上げてみました。

 

あなたの思いはたくさん、ある

 

 

相手が気づいていない、汲み取ってくれないなら、

ちゃんと説明しなきゃ。

 

わかってもらおうとして、このように考えることもあるでしょう。

 

ところが、すべてを話しても、

言ってることがわからない

と返されたりしませんか?

それなら、言いたいことを整理しよう。

と考えをめぐらすと、

自分の中で深掘りが始まってしまう。

考え出してしまい、発言が止まってしまうこと、ありませんか。

 

聞く方は、あなたがどうしたいかを知りたい

 

一生懸命伝えても、相手と噛み合わない時は、

あなたがどうしたいか、だけ伝えるのも一つの手です。

 

今、自分が何を得たいかを意識するわけです。

そのために、自分が置かれている現状の認識からはじめましょう。

 

 

例)
情報がわー、っと入り続けている→情報を流入をとめたい
相手が話し終わり、こちらの発言を待っている場合では、
・言葉がでない→言葉が出るまで待ってほしい
・相手の話がわかってない→言われたことを咀嚼したい
・言いたいことが思い浮かばない→そこまで深く考えてない

こんな感じです。いかがでしょうか?

 

言いたいことがあるのにためらう場合

 

一方で、

 

自分がどうしたいかはわかっている。

けれど、相手のことを考えると、

どう伝えたらいいか考えてしまうんです。

 

というケースもありますね。

 

相手の感情に思いが行きすぎて、話すのをためらう。

ためらいすぎて、

会話の流れに沿った受け答えがとまる。

相手の気持ちを害したくない。

それは、本当に、相手への配慮ですか

 

「相手の気持ちを害したくない」って、

ちょっと紛らわしい表現。

 

相手への配慮をしたい、と心から思えている時は、

問題ではありません。

こちらが発言できなくても、

言葉を探している雰囲気が伝わることもあります。

しかし、

本当は自分が傷つきたくないから

という場合もあります。

 

 

相手を怒らせたら、

もっと怖い思いをするかもしれない。

こんな不安をかかえている時は、

相手へ配慮しようとしている自分に苛立ちを感じるかもしれません。

自分の不安を汲み取るために、

相手へ迎合している自分がイヤに感じるのです。

 

根底にある自分の思いから逃げない

 

相手へ迎合しているような状態に、

違和感を感じる時は、

 

自分は不安なんだ。

すでにイヤな思いをしていて、

これ以上傷つきたくないんだ。

 

という思いを受け止める必要があると思います。

 

 

受け止めるのには勇気もパワーも必要。

何があっても、

自分がイヤな思いを積み重ねないのだ、

と足を地面にぎゅっと踏ん張って、譲らないって、

パワーがいるのです。

しかし踏ん張って、

自分の立ち位置がぐらつかないようしっかり立ち、

「いまたくさんのことを一度にきいたので、10分ほど自分で整理する時間を下さい」

と言うのです。

 

そう伝えたのに、

「今すぐ言って」と言われても、

「10分ほど、整理する時間が必要です。」

と言う。

そこが踏ん張りどころ。

そこまで自分を守ろうと必死でなくとも、

単に、言いたいことがたくさんありすぎて、

思いを描写しながらすべて話したくなるときも、

一度立ち止まること。

ポイントは何か、整理する時間を、

自分にゆるすのです。

 

相手に状況を伝える。

自分に時間と余裕を持たせる。

そのあとで、

ホウレンソウ(報告・連絡・相談)をしたり、

5W1Hで整理すればいいのです。

 

ここまで試しても、話が通じない時は、

時間や場をあらためる

伝わっていないことを誰かに相談する

ことになるでしょう。

 

ある程度の努力をしたら、

自分ひとりで抱えすぎないようにしましょうね。

 

 

 

 

 

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