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私はHSPです、と打ち明けるべきか。

 
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HSPのお仕事の悩みパターン診断をしています。転職・就活・起業・人間関係のご相談も。「敏感すぎる人の仕事の不安がなくなる本」など著書・監修3冊。 詳しいプロフィールはこちら

HSPのことでご相談に来られる方には、自分はHSPだとわかり、ほっとして身も心も軽くなるタイプの方がいます。

別のタイプとしては、「私、HSPなんです」と周囲に伝えてわかってもらいたいと悩む方もいます。

わかってもらいたい方は、「それを言ってわかってもらえるの?」と不安で、ご相談に来られるのです。

 

不安なまま胸バクバ「HSPです」と言う前に、もう少しご自分の気持ちをたしかめてみませんか。
(バクバクが落ちつくと思いますよ!)

気持ちを理解したうえで、どうしたらよいかまで、書いてみました。

 

 

HSPと打ち明けても周囲が冷たいわけ

 

まずは周りの反応のはなしから。

あなたが「私はHSPで・・・」と説明しようとすると、場合によっては「妙な特別感」を匂わせてしまうことがありますよね。

たしかに、HSPは少数派。まだまだ知られていないから、と説明すると「大多数とは違うんだ」的なストーリーになってしまう。

ここでポイントなのは、説明の中身ではなく、特別感などの「重たさ」

↑ご自分でもココ、感じ取ってますよね?

 

HSPと打ち明ける時の重たさの正体

 

私はHSPで・・・と打ち明けるときに、わかってもらいたい、受け止めてもらいたい、という気持ちがありませんか?

それが、重たさの正体です。

HSPどうしの集まりでは、この重たさがあっても、丸ごと受け止めてもらえます。

HSPを知らないとか、HSPほどの繊細さのない方にとっては、感覚的に理解できないものを理解してほしい、と迫られるようなもの。

だから重たく感じられてしまうんですね。

 

打ち明けて、伝えたいことは

 

HSPだ、と打ち明けるとして、何をわかってもらいたいのでしょう?

何を受け止めてもらえたら、いいのでしょうか。

それは、ご自分の特性や、特性にまつわること、ですよね。

 

特性とは。

 

  • ちょっとした音にも緊張してしまい、気になって、集中できなくなる
  • 人の言ったことばだけでなく、空気感を読みすぎて、身動きできなくなる
  • ほんとうは仕事をかかえていても、どうしても断れない
  • ちゃんとしなくちゃ!と思うから、時間をかけたい

など。

 

わかってもらいたいこととは。

 

  • 自分には悪気があるわけではない
  • 付き合いが悪いことでイヤな想いをさせるつもりはない(むしろ逆)
  • あらゆる争いが苦手だから、意見をいわないでいるだけで、考えがないわけではない

など。

 

受け止めてもらいたいこと、とは・・・

 

↑こういう↑私のことを丸ごと受け止めてほしい! ですよね!

受け止めてもらえたら、繊細すぎても社会に居場所がある、と感じられるから。

 

私はこういう人間なんです、と受け止めてもらえ、社会に居場所を感じられると、存在意義を感じることができます。

 

 

重たくならない伝え方

 

しかし、感受性は人によって度合いが違います。感覚を説明しようとしても、やはりムリがでてしまいますよね。

 

そこで私がおすすめしたいのは、HSPのことを、自分の長所短所として表現する、です。

私は、こういう長所と短所があるヒトなんです♪と自己紹介できればいいのです。

 

 

HSPらしい自己紹介例 ~仕事編~

 

仕事をていねいに仕上げよう、と努力するタイプです。
だから、取り掛かる前に、慎重に下調べする時間があると、やりやすいと感じます。
時間がなかったり、急に仕事を振られると、ミスをするのではないか、と心配する気持ちがでてしまうところが、玉にキズ、です!

仕事での私

 

HSPらしい自己紹介例 ~プライベート編~

 

みんなが仲良くすごせることを大切にしています。
なので、私の意見を考える前に、みんなはどう考えているのかな?を大切にしています。
気がつくと、みんなの意見にあわせすぎちゃって、家に帰ったあとで自分の考えがでたりしちゃいます!

オフでの私

 

具体的に言えると、HSPかどうかを打ち明けなくても、あなたの人となりをわかってもらえて、人間関係もつくっていきやすくなります!

 

 

おわりに: HSPです、と打ち明けるタイミング

 

それでも、HSPです、と打ち明けてみたい・・・ですよね!

打ち明けるときの心配は不安はつきもの。

だったら、相手をえらんでうちあけてみるとよいでしょう。

どんな相手がよいかというと・・・

 

打ち明けたい相手がHSPかなあ、とおもったら、です。

 

 

 

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