看護師から〇〇へ転向!~違う業界でも通用するための「カギ」って?~
HSP専門キャリアコンサルタントの、みさき じゅり です。
先日、セミナー受講者の方から、とてもうれしいご報告をいただきました。
なんと・・・今までとは全く違う職種に転向を決めたんですって!
しかも、ご自分のキャラとHSPなところも活かして!!
いいですね~~~~!
今回のお話は、絵にかいたようなキレイなパターンです。
違う業界への転職は、たまにご提案することがあります。
たまに、というのは・・・提案できる条件があるときに、です。
その条件とは転向しても使えるカギがある場合。
そのカギについて、解説していきますね!
HSPを知る前から、Aさんは看護師
セミナーにいらした時、Aさんは、
看護師の仕事は好きだけど、疲れる。
と、揺れる気持ちをかかえてました。
人と接することが好きで、
誰かのためにサポートするとか、
元気になってもらえるとうれしい。
看護師は、得意だと思うんです。
なのに、合わないなと感じることもけっこうあって病院をやめてしまいました。
そんなAさん。
何かが合わないな、自分は周りとは何かが違うな・・・と感じてたことが、HSPを知って、コレだと思えたそう。
最近HSPのことを知って。
敏感で疲れやすいところとか、自分に当てはまって腑に落ちたんです。
他のスタッフが忙しそうにしていると、私も忙しいのに、手伝ってあげてしまい、みんなが帰っても、私は残ってるんです。
うーーん。
誰かが忙しそうにしていると、つい手伝ってしまって、自分のことをおいてけぼりにしてしまう。
典型的なHSPの失敗パターンですね・・・
HSPだからこそ、自分に合った仕事を知りたかった。
疲れもとれず、これが本当に私に合っている仕事なの?と思いつつも、つい、看護師の仕事を続けてしまう。
だけど、今回はちゃんと考えたい、知りたい。
今がそのタイミングだ!と思って参加しました。
HSPとはどういうことで、疲れないようにするにはどうするか。
働くうえでどんなことや考えに興味があるのか。
Aさんは、食い入るようにセミナーに没頭してました。
その後、一か月かけて出した答えは・・・
イメージコンサルタントになるでした!
なぜイメージコンサルタント?
ぜ、ぜんぜん、違う仕事・・・!
びっくりした私に、イメージコンサルタントになる!とご報告してくださるAさんは、セミナーの時と比べてまるで別人。
お肌もツヤツヤで、声にハリがでて、目にも力が宿っていました。
それもそのはず。
Aさん、小さいころから、兄弟の服装をアドバイスするのが好きだったそうなんです!
好きなことが仕事になる!とわかると、心の底から力が沸き上がるんですよね!
好きなことだからって、未経験でも大丈夫なの?
大好きなことを仕事にする、と決めたAさん。
ですが、今までとはまったく違う業界。
仕事に求められるスキルも全然、違います。
なのにAさんが、心から納得してて迷いがないのには、ちゃんと根拠があるのです。
いったいどういうことなんでしょう!?
看護師とイメージコンサルタントには共通するカギがあるからなんですよ。
みさき
看護師とイメージコンサルタントの共通のカギって?
一見、違って見えるお仕事ですが、働いているところをイメージしてみてください!
- 看護師・・・
誰かを助ける、支える
具合が悪い人をパッ、とみて 状況を分析する
判断をして、 臨機応変に対応 する
患者さんがよくなると、うれしい
- イメージコンサルタント・・・
誰か のイメージを引き出す サポートをする
その人の雰囲気をとらえて、どんな人か 分析する
クライアントさんごとに、シーンに応じて、 臨機応変にイメージを形にする
クライアントさんが輝くと、自分もうれしい
似ているところ、見えてきました?
みさき
〇 人と接するのが好き。
〇 誰かのためになりたい。
〇 HSPだから、ちょっとした雰囲気から相手のことを理解して、反応する。
〇 反応したことで喜んでもらえるたらすごくうれしい。
・・・こういう共通点があるんですね~~!
私にも、そういうカギってあるのかな・・・
もし自分にも、Aさんのように「カギ」が見つかったら、今とは違った人生が歩めるかも!と思えてきませんか?
そこでAさんに、どうしたら、やりたいことを見つけられるのか聞いてみたんです。
Aさんは、こう教えてくれました。
自分がHSPだということを受け入れました。
今までは、自分を客観的に見つめることがなかったんです。
相手がどういう人間かはよく気にしてましたね・・・だけど、今回、外側から自分自身と向き合ったら、わかったんです。
ちょっと付け加えると、
Aさんは、HSPだとわかった後、敏感で他人のことばかり気にしてた私がいた、
そういう私なんだ、そっか、と思って、
そんな私が好きなこと、やりたいことって何だろう?と自由に発想したんです。
ぜんぜん違う世界で働いてみようかな、と思ったら・・・
Aさんのように、今までとはまったく違う世界へ踏み出す時は、必ず、今までの人生にヒントがあるんですよ。
実は、セミナーの後、Aさんからは、「看護師にとらわれてばかりいた自分に気が付きました」とメールが来てたのです。
それを読んで、私は、「違う世界というものがあるんだ、って、気が付いたんだなあ」と感じてました。
そこから、ご自分で、新しい世界を見つけて進み始めて。
誰にでも可能性ってあるんだ!と私の世界まで広がった気がします。
新しい世界に踏み出すときは、こういうことを思い浮かべてくださいね。
- 自然とこなせてしまうこと。
- それをこなすと、喜んでくれる人がいる。
- その人が喜んでいるのを見ると、 嬉しさややりがいを感じる!
それでも、一歩踏み出すのに勇気が欲しい方へは、Aさんがこんな言葉を贈ってくれましたよ。
自分で自分を追い込んでるだけなら、人の目なんて気にしなくていいんだよ。
Aさん、ますますのご活躍を、応援しています!
冒頭でもお伝えした通り、Aさんの事例は、ことがキレイに進んだ、いわば珍しいパターンです。
働き方が多様化している今、業界転向を真剣に考えている方は、転向までのステップを明らかにすることをおすすめしています。
半年~1年ほど時間がかかる方がほとんどですので、収入、休み、準備事項を整理する時間を、確保しましょう!