昨今のHSPブームに物申す
この記事を書いている人 - WRITER -
HSPの【安心納得のキャリア】を見つけるお手伝い。適職診断や、HSPらしい強みをその人らしくアピールする転職活動のサポートをしています。
詳しいプロフィールはこちら
ドン引きされる覚悟で、思い切り書きます。
タイトルに書いた通り、
昨今のHSP「ブーム」がイヤで、
「ブーム」は早く終わってほしい、という話。
少し前、日本人なら誰でも知ってる某テレビ局から、
番組出演の打診がありました。
その話は、先方の都合で流れましたが、
連絡をもらった時、
ひどく違和感をおぼえました。
「みさきさんは、HSPで、エンパスだから、
スゴイですよね!」
と持ち上げるように言われたから。
スゴイって言われた時、カチーーーーーンときた。
「HSPやエンパスのことを、軽々しく扱わないで!」
と思った。
連絡くださった方には、口調はおだやかに、
でも明確にこう言いました。
「HSPもエンパスも、そういう”つくり”なだけで
特殊能力でもなんでもありません」と。
番組の企画側が、ほんとうは何を考えてたのか知りませんが、
HSPやエンパスを、
新種、珍種みたいに取り上げられてる気がしたんです。
レズビアンやゲイ、Xジェンダー、
発達障害、いろんな障害をもつ人たちや、
昭和世代ならハーフの人たちも、
こういう思いをしてきたんじゃないかな。
概念として、比較的新しいから、とか
日本人の不登校・ひきこもり・停滞感への答え に
HSPやHSCで説明がつく部分があるのは、
よくわかっています。
だけど、世間での、
「何コレ新しいキーワード」的に扱われてる感、
ぬぐえないでおります。
HSPもエンパスも、
その特性を持つ人の「尊厳」にかかる話。
珍しがられたり、チヤホヤされる話じゃない。
だから、軽く扱われてると感じると、
カチーーーーーーーーン、とするんです、私は。
HSPでもエンパスでも、
特性の正しい理解からスタートして、
折り合いをつけて、
ひとりひとりが、社会での役割や居場所を作り
生きたいように生きる。
その結果、社会の役に立つ。
私がこれまで言ってきたことは、
今後も同じです。
軽く扱われるのがイヤだから避ける、なんて
私らしくない。逃げだから。
HSPのこと、世間にちゃんと説明すべきと思ってます。
だから、メディアからお声がかかったら、
むしろ、どんどん出ていきます。
気質や特徴を本質的に理解し、受け入れ、
人生やキャリアを設計し、生きるプロセスを
丸ごと味わう。
HSP、いえ、私が接する全ての人に、
ただそれだけを伝え続け、
私自身の生きざまとして、
活動を続けます。
あらゆる気質、特徴を持つ人が
自分らしい人生を味わう社会のために。
最後は決意表明になっちゃいました!
この記事を書いている人 - WRITER -
HSPの【安心納得のキャリア】を見つけるお手伝い。適職診断や、HSPらしい強みをその人らしくアピールする転職活動のサポートをしています。
詳しいプロフィールはこちら