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HSPとのつきあいは、果てしない世界観への旅路

 
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HSPのお仕事の悩みパターン診断をしています。転職・就活・起業・人間関係のご相談も。「敏感すぎる人の仕事の不安がなくなる本」など著書・監修3冊。 詳しいプロフィールはこちら

2019年も師走を迎えました。

 

 

このひと月で、私の仕事の方向性がガラリと変化しました。

契約などの関係で、発表までにはまだ時間はかかりますが、

いくつか大きなプロジェクトを立ち上げていきます。

 

 

実は、今年に入ってから、HSP関連の発信も激増したし、

書籍は10数冊も発売されてて、

著者さん、みなさんすごそうだし(会ったことないけど)

私のSNSアカウントは伸びないしサイトアクセスも減ってきた。

 

 

HSPビジネスの競争期に入ったんだろうなあ、

私はもうHSPの仕事は辞め

他のビジネスを立ち上げなくては・・・

と案じていた矢先に、

HSPのことで、新しいプロジェクトが生まれたのです。

 

 

いきなりですけど、私は今の夫とは再婚です。

前の夫とは、6年前に離婚。

離婚は、私から切り出しました。

 

 

一番の原因は、

 

 

・・・これを話すとき、

いつも「誰かから非難されるんじゃないか」

(実際、された)

と今回も不安をかかえつつ、

やっぱり大事なことだから言います・・・

 

 

元夫は発達障がいがあり、

私が彼を、一生、経済面・対人関係など

すべてにおいて支援する必要があったのですが、

私には背負えきれなかったから、です。

 

 

離婚はものすごくもめました。

 

 

何とか離婚が成立した後、

私の心身はズタズタでした。

実家の親や兄弟たちからは

なんであんなヤツと結婚したんだ??

なんで事前に、障がいを見抜けなかった?

と責められましたし

私自身も自分を責めてました。

 

 

元夫とは、気持ちや考えが通じなくなって

精神的に孤立。

 

 

家庭内の状況を相談しても、

周囲には理解をもらえず、

カサンドラ症候群にもなってました。

 

 

こうなったのは私のせい。

私ってどういう人間??

 

 

小さいころから、繊細とか感受性が強い

と言われてきたのに、

元夫の障がいを見抜けなかったのは、

私こそどこかおかしいからじゃないかな??

毎日自分を責めてばかりでした。

 

 

(こう書くと、「障がいがおかしい」と言ってる

ように聞こえると思います。

誤解されるのを承知で、当時感じたままを書きます。

正直なところ、当時は、私は何度も発狂し、

自分は消えた方がマシだと思ってて、

夫が「私や世間が言う”普通”をできない」

のが理解できなくて、辛くて、

何もかもがおかしいと思っていました。)

 

 

そんなある日、HSPのことを

「思い出した」のです。

 

 

私は、アーロン博士の本に、20年ほど前出会っていて

HSPの概念は知っていたけど、

どうしても受け入れることができず、

10年以上「なかったこと」にしてきました。

 

 

ですが、離婚した時は、

「もう、自分から逃げちゃダメだ」

最後通告を突きつけられました、自分から。

 

 

なんでそう思ったかはわかりません。

だけど、今まで私は自分という人間から逃げてきた、

とすごく、思ったんです。

 

 

その後数年かけて、HSPを深く学ぶようになりました。

私がナットクするためには、どんなことでもやると決めました。

 

 

私はHSPなのかそうでないのか?

いつも自分の在り方を問うてきました。

 

できるだけアーロン博士に近づきたくて、

アーロン博士によるHSP専門家の認定も受け、

アメリカでのHSP合宿にもいきました。

 

時々、異常なパニック状態に、まだ陥ります。

大声で叫んだり、呼吸ができなくなるから、

現夫に迷惑をかけてはいけない、はっきりさせておこう。

ようやく決意して、今年の春には、発達の検査も受けたのです。

 

結果は「障がいではない」でしたが、

何を検査されているか、私なりの理解と体感がもてたおかげで

検査のプロセス全てが勉強になりました。

 

 

私は精神科医でも公認心理士でもありません。

しかし、私が可能な限り手を尽くして慎重に学び、

クライアントさんと接してきました。

 

 

セッションを通じ、

世の中にはまだまだ、自分がHSPなのか?で落ち着かない人が

たくさんいると知らされました。

 

 

HSPを広めるだけ、ただ知るだけではぜんぜんダメで、

社会の構造を視野にいれた、何らかのアプローチを

作らないとダメだ、との思いが、

日に日に形を帯びるようになったのです。

 

 

もしこの記事を読んでいるあなたが、

HSPのことで落ち着かない気持ちでいたら、

ひとりでHSPの部分と向き合うのが怖かったら、

自分がHSPかどうか、ナットクしたかったら。

 

 

いちばんよいのは、似たような感覚を持つ人たちと会うことです。

納得したいなら、安全な場で、必要以上に世間に自分をさらけださずに

自分を振りかえる時間を持つことです。

 

 

10年以上、HSPジプシーをした私だから、

伝えられることがたくさんある。

 

 

自分の感覚を信じて、HSPセミナーは引き続き開催していきます。

今でも、たぶん一生、

学習と試行錯誤の日々が続くでしょう。

 

 

それは、

私という人間を知ることで明かされる、

内なる世界への旅路。

 

 

その旅路は、歩む人が多いほど、

旅人も、その周りも、彩り鮮やかにしていきます。

 

 

あなたも周りも鮮やかになる旅路を

ぜひ、私といっしょに歩みましょう。

 

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HSP専門家

キャリアコンサルタント

みさきじゅり

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