あなたの「得意」の見つけ方 ~HSPの特徴とかけあわせる第一歩~
HSP専門キャリアコンサルタントのみさきじゅりです。
(Twitter: @HSP_worklife)
就活・転職、キャリアアップ、はては婚活でも必ずある自己PR。
得意ワザや特技をアピールするチャンスですよね!
ところで、得意なこと、って、こんなことを思い浮かべませんか?
手品がうまい
歌がうまい などなど。
なんか特別感漂ってますよね~!
HSPの方のご相談では、自分が得意なことを言えなかったり、一応言えるけど自信がなさげなケースによくあたります。
ズバリ言いますね。
得意なことや特技って、 世間で特別視される技じゃなくてもいい のです。
↑こう説明すると、だいたいの方がビックリしたり、よけい混乱したりするようです(笑)
では、自分が自信をもって言える「得意」ってなんでしょう?
「本人はさほど自覚がなかったり、 力まなくても簡単にできてしまうこと」です!
さらに、私は「得意なこと」に加え、「自分が力を発揮する状態」もお伺いしてます。
詳しくはこちらの記事を参考にしてみてくださいね。
みさき
私が大学の就活支援ボランティアをしていた頃、採用担当の目にとまるエントリーシートの書き方や、面接で自分らしさを伝えるトレーニングを行っていました。
対象は大学生ですから、サークルや部活、アルバイト、インターンの経験から、仕事につながりそうな特技を書いてもらいます。
「何か」になろうとか、成し遂げたとかよりも、「自分が自然体で一番力を発揮している状態も考えてね」と伝えて考えてもらっていました。
すると、何かを思い出し、目がキラキラ輝きだす学生さんがたくさんいました!
たとえば、「オレ、面白いこと考えるの大好きなんです!」とかね。
(彼は広告代理店の最終面接を受けるところでした)
一方、必ずいるのが、私、能力発揮したことありませんという学生さんたち。
サークルも部活もゼミも入らず、バイトもせず、ただ学校に来て帰っただけなんです、って伏し目がちに言われます。
でも、少しことばを交わすと、こちらから見えてくるものがあるんです、必ず。
興味があることは、本を読んでメモをとる
冷蔵庫にあるものからメニューをイメージし、チャチャっと料理を作れる
え?そんなことが?と思うかもしれません。
さきほどの例からは、
本を読んでメモをとっている時の集中度の高さ
知りたいことを調べる探求力
イメージから段取りを組める力
が伝わってきませんか?
その集中度、探求力、段取り力に、HSPならではの気づかい、洞察力、想像力をかけあわせているHSPの方、たくさんいるんですよ。
思い当たること、周りから言ってもらえたことから、必ず見つかることがあります!
それを言葉にして職務経歴書に書く。自己PR欄に書く。
会った時に、そういう状態のあなたとして会う。
そんなあなたを見て、あ、ウチに・私に、合ってるな~と思ってくれるところ、人のところに、いきましょう!