転職活動をすべきか迷う時
転職への迷いの正体とは
環境があわないから、今の職場がもうイヤだ。だけど、次がみつかるかな・・・。
人間関係に耐えられず、辞めて、1年近くたつが、就活の気力がわかない。
このように、仕事のストレスを抱えて過ごしているHSPの方々の迷いを、日々聞いています。
パッと見、それぞれ違う迷いに見えますが、実は、奥深いところでは同じ。
つまり、
またイヤな想いをするのでは・・・という恐れです。
この迷い、恐れがあると、働くことが億劫になってしまいますよね。
億劫さから脱却するにはどうしたらいいのでしょうか?
それは、
自分ができることだけに集中する、です。
迷っている人はこんな人
環境が合わないから、今の職場を辞めたいよ・・・
でも、仕事がすぐに見つかるかな・・・?
見つかっても、似たようなタイプの上司にあたるかもしれないよな・・・。
給料、下がる可能性だってあるし、そもそも仕事が見つからないかもしれないよな・・・。
辞めるのがいいのか、ガマンして残ったらいいのか、あああああ・・・
がんばってがんばって・・・
燃え尽きてしまって、退職せざるを得なかった。
一度辞めたら、気が抜けちゃって。
仕事しなきゃいけない、そんなのわかってる。でも、なんかエンジンがかかんないんだよ。
っていうか、働くの、怖い・・・
なぜここまで怖くなってしまう?
ここでHSPとからめて、この怖さをみていきましょう。
HSPは、ものごとを、できるだけあらゆることを想定して、熟考してからでないと納得できない一面がありますよね。
ところが、熟考するうちに、未来への不安まで想定してしまうのです。
いわゆる「考えすぎ」に陥るわけです!
たとえば、新しい職場に移っても、同じような目にあうのではないか?とか、
そもそも新しい仕事が見つからない可能性のほうが大きいのでは?といったように、ですね。
考えすぎから脱却しよう
HSPの過敏さを、「傷つく可能性に過敏に反応してしまうことが問題」のようにおもうかもしれません。
でも本当の対策は、現実を視野に入れて、やれることをやっていくステップを踏む時に、過敏になりすぎないように進むことだとおもうんです。
傷つく可能性を恐れる気持ちは、誰でももつもの。
ですが、傷つく可能性を恐れて行動できないでいると、行動ができないことがものすごいストレスになります。
そう、いつのまにか、ストレスが増えてしまう感じですね。
未来への希望を積み重ねよう
これまで起きてしまったことや、過去に受けた傷をなかったことには、できないと思います。
私たちHSPが未来に希望を持ち続けるには、前へ進むことができるんだ、と感じられるようになること、
そのために、未来へ進む時に、自分ができることを少しずつ、積み重ねていくことだと思っています。