HSPは理想が高い!?
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HSPの【安心納得のキャリア】を見つけるお手伝い。適職診断や、HSPらしい強みをその人らしくアピールする転職活動のサポートをしています。
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HSPはしばしば「理想が高いよね」と周囲から言われることがあります。
HSP本人は理想が高いなんて自覚はないのですが・・・
理想が高いよねと指摘されるシチュエーションも、本人は真剣なのに、周りはあきらめる方向へさとしている場合など。
HSPの本人としてはせっかく目標がみつかって、さあ取り組むぞ!と前向きなのに、「できそうにないことにチャレンジしてるけど結果がでないならあきらめたら?」とまるで反対されたような気持ちになりかねません。
一気にモチベーションが下がると、やりたいことを周りに話す気もでなくなりますよね。
理想が高いってどういうことなんでしょうか?ちょっと考えてみました。
HSPの理想の高さってこういう感じ
HSPの方と話していると、「みんなが幸せに暮らせたらいいのに」「困っている人を救いたい」といった周りの人の幸せを真剣に願うことや、地球環境の行く末を案じる意見がでてくることがあります。
そしてもう一点、「周りの人も同じように考えないのでしょうか?」と加わるときがあります。
私たちHSPがものごとを案じたり、長い目でものごとをとらえる度合いにズレを感じるからです。
HSPの理想の高さにはワケがある
HSPが願う理想の状態は、自分だけでなく、周りの人や環境も含んで幸せになることや、目先の利益のみを追うのではなく、長い目でためになること。
世の中にはいろいろな問題があって、すべてを解決することはできません。
全てを解決しようとおもわず、もっと気楽に、シンプルに考えればいいとわかっていても、考えてしまうがHSP。
問題を様々な角度から検討し、じっくりと考えるのです。
HSPの4つの特徴の「深く処理する」の典型的なあらわれです。
とことん突き詰めて考える。だからいろいろな可能性もわかってくる。頭の中で考えるうちに、気持ちもあがってきて、実際に検証もしたくなるのです。
そしてもう一点。
自分がこれだけ考えているんだから、周りも考えることができるのでは?と期待も抱いてしまうのです。
ところが、HSPでない人は、HSPほど徹底的にものごとを考える習慣はありません。
HSPの人が語る理想と、周りとで温度差が生じるのは、気質の違いからきているのです。
理想をかなえるには
HSPの考えることは、周りからすると「理想が高いはなし」なのかもしれません。
たしかに、すぐにかなわないアイデアを思いついて、取り組みだすとたいへんになってしまったり、なかなか思い通りに事が進まないとフラストレーションもたまりますね。
(周りから支持を得られないとなおさらですね)
しかし理想を実現したいのなら、まずはいまできることから少しずつ取り組んでみましょう。