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HSPらしく生きる「安心できる場」

 
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HSPの【安心納得のキャリア】を見つけるお手伝い。適職診断や、HSPらしい強みをその人らしくアピールする転職活動のサポートをしています。 詳しいプロフィールはこちら

2020年は、過去最大のHSPブームでしたね!

テレビなどの放送をきっかけに、HSPを知った方、知って「自分のこの特徴に名前がついてたんだ!」とホッとする方が増えました。

ホッ、としたら、次に、その「安心」を、もっと得たい、と考える方も多いようです。

そこで、この記事では、「HSPが安心できる場」に焦点をあてて、HSPが求める安心や、それを手に入れる方法、手に入れた先の未来について、お伝えします。

HSPには「安心」が必要不可欠

HSPは「安心」にもひといちばい敏感

環境から受ける影響がより大きい、とされるHSPにとって、「安心」は必要不可欠です。

誰にとっても安心は必要ですが、私自身を振り返ったり、ご相談者さまのお話を伺っていると、安心できているとき・そうでないときの、自分の状態が全く違うことを、HSPはよく自覚していると感じます。

安心できているときの方が、断然、調子いいですよね!

その心地よさを求め、多くのHSPが、無意識のうちに、「私は、周りの人よりも、安心を必要としている」と自覚している、と私は思っています。

自分が安心できているか?に対して、刺激に対する感受性と同じくらいの感覚で、敏感に反応していると思います。

安心できないと『超』ネガティブに!

安心できていないときのHSPは、『超』ネガティブに陥りますよね。この記事を読んでいるあなたにも、この感覚、ありますよね?

少しでもネガティブな方に気持ちが向いてしまうと、グワっとネガティブループにはまってしまう。きっかけがささいなことでも、そうなることがあるから、「ずっと安心できたらいいのに」と願う。私は何十年も、そう思ってきました。

「普通の生活」に安心しにくいHSP

HSPの生活は「神経疲れ」の連続

ネガティブに陥るきっかけの多くは、普段の生活で発生します。多くのHSPは、そうわかっているからか、「普通に生活」するだけで、ものすごく神経を使いますよね。

神経をすごく使うということは、普通の生活を送るだけで、HSPは、自分の感覚を置き去りにしがち、と言い換えていいと思います。

普通の生活で神経疲れする

ささいな決断も負担になる

決断がおっくうに。人の言いなりになる・周囲に振り回される

充実感が得られず、自信もなくなる

これが、自分の感覚を置き去りにした状態。HSPが、うつうつとした気持ちに陥りがちと言われるのは、ささいなことで、神経疲れが起きるからですね。

HSPのままでいれる場を持とう

神経疲れにはいろんな対策があります。ボディやメンタルのケアに加え、自分らしくいられる場所を確保することで、自分なりの判断力や価値観が戻ります。そして、自分の考えを保てるようになります。

自分らしくいるには、まずはダウンタイム。ひどく疲れた時、神経がたかぶった時は、ひとりになって、神経を休ませるのがベスト。

さらに、ダウンタイムに加えて、「HSPのままでいれる場」を持つのがおススメです。

HSPのままでいれる場とは

HSPに必要な居場所は2つ

HSPに必要な居場所は2つある、と私は考えています。

①社会的な居場所

自分に合う距離感を保てる働き方、家族や友人関係のこと。

相手が、HSPを理解していなくても、互いの存在を尊重しあえる関係が、職場や生活で保たれている。そんな場です。

HSPらしい、自分に合う社会的な居場所を得るには、たとえば、自分に合う条件や働き方を明確にした就活や、人によっては、開業や起業がおススメです。

②HSPどうしのつながり

文字通り、HSPだけでつながっている・集まっている場です。このような場について、もう少し詳しくみていきましょう。

HSPどうしのつながり

こんな風に感じるのは、私だけじゃなかったんだ!と安心できる場のことです。

・自分の感覚を説明しなくても、話が通じる

・自分の感覚を「考えすぎ」などと言われない

・互いをそのまま受け止められる

・過度の干渉がない

HSPどうしのつながりでは、このような感覚に包まれます。これが、HSPらしくいれる安心感です。

HSPらしくいれる安心感に包まれると、自分が本来もっている感覚を、周囲に気遣ったり、あわせたりせず、そのまま出していい、と自信を持てるようになります。

いわば、HSPらしい感受性のお手入れの場、ですね!

場の例

HSPの、心のよりどころになる場や時間ですね。「ここに戻ってくればだいじょうぶ」と感じられる相手や、場のことを指しています。

・HSP交流会、HSPカウンセラーとの時間、オンラインサロンなど

・HSPの人が発信しているSNSやブログ

があります。

場は複数あるとよい

可能であれば、場は、複数あるとよいでしょう。

たとえば、時間帯でみると、昼間は、家族や友人。もし、職場での関係性が良好なら、職場も、よい居場所となりますね。

一方で、夜(ネガティブになりやすい時間帯ですよね!)はSNSやブログ。

週末など、HSPに特化した時間を取れるときは、交流会・カウンセラー・オンラインサロン、という具合です。

HSPが安心できる場から得られる未来

HSPらしく、自分らしく生きる!

HSPらしいままで過ごせる場に身を置くと、神経疲れからの不安が激減します。また、神経疲れが出ても、立ち直りが早くなります。

神経疲れしたできごとをわかちあえたり、ただただ受け止めてもらえたり。

受け止めてもらえる安心感には、疲れを根本から癒す、豊かさがあります。その力を受けて、自分に対する安心や自信を育んでいけるのです。

HSPが漠然と抱く自信のなさは、自分の感受性を「周りと違っていておかしいのでは」と疑うところからきている、と私は考えています。

HSPらしいままで過ごす時間が増え、自分の感じ方は、自然に備わっているものだ、と思えるほど、解放感を感じるようになります。

解放感を持てると、HSPの感受性がプラスにはたらき始めます。持ち前の洞察力を、不安ではなく将来の可能性に向けて使うようになり、細やかな観察力を活かし、自分が活かせる場を見つけたり、作り上げたりできるようになります。

そして、自分らしさを発揮した、充実感に満ちた仕事や生活を送れるようになります。

まとめ:安心をベースにHSPらしく生きる、を選ぼう

振り返ると、私自身、自然と、HSPらしく過ごせる場を求めてきたなあ、と思います。

30歳でHSPを知った後、紆余曲折を経て、48歳の時、会社員を辞めました。今の夫と出会い、この人となら一緒にいて安心できるなあと実感したからです。もう自分らしいリズムで生きていきたい、そのために、脱サラしてキャリアコンサルタントとして独立しよう。そう決意しました。

翌年からセッションをスタート。それからわずか3年の間に、何もなかったところからここまでこれたのは、安心できる場を手に入れて、自分の得意なスタイルを追求できるようになったからです。

HSPの仕事を始めたあと、アメリカで毎年開催されているHSPの合宿にも参加できました。日本人は私ひとりでしたが、5日間を共に過ごせた安心感は、生涯忘れないものとなりました。

あの合宿で「普通に」迎えてもらい、今まで感じたことのなかった安心感に包まれて過ごしました。安心に包まれ続けると、あえて安心を意識しなくなる、という感覚も得ることができました。この体感を得たから、HSP同士で過ごすひとときの重要さを伝えたい、との思いが絶えることはないでしょう。

私が経験してきた数々の「安心の場」。そのエッセンスを、ひとりでも多くのHSPに、届け続けていこうと思っています。セッションやセミナーでお話をしていただけると、「ああ、私の感覚でいて、いいんだ」と思っていただけると思います。

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