昨今のHSPブームに物申す 2019年12月20日 WRITER みさきじゅり この記事を書いている人 - WRITER - みさきじゅり HSPの【安心納得のキャリア】を見つけるお手伝い。適職診断や、HSPらしい強みをその人らしくアピールする転職活動のサポートをしています。 詳しいプロフィールはこちら ドン引きされる覚悟で、思い切り書きます。 タイトルに書いた通り、 昨今のHSP「ブーム」がイヤで、 「ブーム」は早く終わってほしい、という話。 少し前、日本人なら誰でも知ってる某テレビ局から、 番組出演の打診がありました。 その話は、先方の都合で流れましたが、 連絡をもらった時、 ひどく違和感をおぼえました。 「みさきさんは、HSPで、エンパスだから、 スゴイですよね!」 と持ち上げるように言われたから。 スゴイって言われた時、カチーーーーーンときた。 「HSPやエンパスのことを、軽々しく扱わないで!」 と思った。 連絡くださった方には、口調はおだやかに、 でも明確にこう言いました。 「HSPもエンパスも、そういう”つくり”なだけで 特殊能力でもなんでもありません」と。 番組の企画側が、ほんとうは何を考えてたのか知りませんが、 HSPやエンパスを、 新種、珍種みたいに取り上げられてる気がしたんです。 レズビアンやゲイ、Xジェンダー、 発達障害、いろんな障害をもつ人たちや、 昭和世代ならハーフの人たちも、 こういう思いをしてきたんじゃないかな。 概念として、比較的新しいから、とか 日本人の不登校・ひきこもり・停滞感への答え に HSPやHSCで説明がつく部分があるのは、 よくわかっています。 だけど、世間での、 「何コレ新しいキーワード」的に扱われてる感、 ぬぐえないでおります。 HSPもエンパスも、 その特性を持つ人の「尊厳」にかかる話。 珍しがられたり、チヤホヤされる話じゃない。 だから、軽く扱われてると感じると、 カチーーーーーーーーン、とするんです、私は。 HSPでもエンパスでも、 特性の正しい理解からスタートして、 折り合いをつけて、 ひとりひとりが、社会での役割や居場所を作り 生きたいように生きる。 その結果、社会の役に立つ。 私がこれまで言ってきたことは、 今後も同じです。 軽く扱われるのがイヤだから避ける、なんて 私らしくない。逃げだから。 HSPのこと、世間にちゃんと説明すべきと思ってます。 だから、メディアからお声がかかったら、 むしろ、どんどん出ていきます。 気質や特徴を本質的に理解し、受け入れ、 人生やキャリアを設計し、生きるプロセスを 丸ごと味わう。 HSP、いえ、私が接する全ての人に、 ただそれだけを伝え続け、 私自身の生きざまとして、 活動を続けます。 あらゆる気質、特徴を持つ人が 自分らしい人生を味わう社会のために。 最後は決意表明になっちゃいました! HSPを本質的に理解するなら【HSPセミナー】 この記事を書いている人 - WRITER - みさきじゅり HSPの【安心納得のキャリア】を見つけるお手伝い。適職診断や、HSPらしい強みをその人らしくアピールする転職活動のサポートをしています。 詳しいプロフィールはこちら 前の記事 -Prev- HSPとのつきあいは、果てしない世界観への旅路 次の記事 -Next- 2020年代は「生命力への回帰」 ~HSPがもっと活躍する社会へ~ 関連記事 - Related Posts - HSPが「考えすぎだよ」で心底傷ついたら、どうしたらよいか 他人の顔色が気になるHSP、他人の気持ちを生きてしまうエンパスへ。~ゲシュタルトの祈り~ HSPやエンパスが自己肯定感を下げるとき ~自己卑下は自己逃げ~ HSPでもそうでなくても、怒りに苦しんでいるあなたへ 最新記事 - New Posts - 2021年からは、自分らしく生きよう 新刊「丁寧すぎるさんのための仕事・人間関係力の抜きかた」 求人紹介をしないキャリア相談「すっきりキャリア」スタート <メディア掲載>cokiにてHSS型HSPの生きづらさ対策が公開となりました メディア掲載<道北日報朝刊>:みさきじゅり剣淵町HSP講演会が掲載されました! - Comments - 返信をキャンセルする。コメントを投稿するにはログインしてください。