繊細な人の生き方は、自分らしく生きることから始まる
繊細な気質、HSPやエンパスって、どう生きたらいいんでしょうか。
たとえば、こんなふうに感じてしまいませんか?
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アンテナが拾う情報を、むやみに受け入れちゃうから、
周りにあわせすぎて疲れたり、自分がわからなくなる。
自分が、社会の中でどう生きたらよいか、見えなくなってしまう。
そもそも、この記事にたどりついてる段階で、まずひとつ、おたずねしたいことがあるんです。
それは・・・
とっても、疲れてますよね?
です。
もしかしたら、
「疲れやすいのをなんとかしたい。
いろいろ調べていたらHSPとかエンパスを知った。
だから繊細(=HSP、エンパス)をなんとかしたい。」
と考えていらっしゃるでしょうか。
ここで大切なことがあります。
繊細な気質がやわらぐとか、ましてや消えるということはない・・・ということ。
となると、
繊細さ、HSP、エンパスをなんとかしようとするのではなく、
繊細な自分、HSPな自分、エンパスな自分として生きるにはどうしたらいいか、
・・・と考える必要がでてきます。
もう一歩ふみこんで書くと、
繊細、HSP、エンパスな自分の、キャパとペースをみながら生きるにはどうしたらいいか、ということです。
キャパというのは、自分が対処できる活動量です。
たとえば、残業が2日以上続いたら、その週の土日は、家で静かにしていたい、という感じ。
ペースは、時間の流れとか使い方。
たとえば、ヨガのレッスンは、2~3週間に一度くらいがちょうどいい、など。
HSPやエンパスのキャパやペースは、大多数の人のキャパやペースよりも少なかったり、ゆっくりなことが多いでしょう。
刺激追求型(HSS)のHSPの方は、瞬間風速的に、キャパやペースが上がるものの、その後に、エネルギーを消費した分かそれ以上、充電期間が必要です。
また、いつも同じキャパやペースで過ごすとはかぎりませんよね。
予測不可能なところもありますしね。
社会のしくみやシステムの流れと、HSPのキャパやペースをあわせようとすると、どこかでムリが生まれます。
まずは、自分のキャパとペースを明らかにすること。
次に、社会のしくみやシステムの流れも、よく理解する。
そして、ものごとを長い目でとらえた上で、余裕を持たせて、自分のキャパとペースをおりこむ。
そのために、HSPやエンパスは、できるだけ独自のキャパやペースで過ごせる場に身を置くのが、気楽にすごせる、ということですね。
さらにもう一歩ふみこむと、自分のキャパやペースを大切にする、と決めるところから、すべてがはじまるのではないでしょうか。
自分のキャパやペースを大切にする、と決めるのには、勇気がいるとおもいます。
ひとりでいて勇気がもてない場合は、同じような感覚を持つ人に相談するとよいですね。