エンパスを楽しむ心構え
HSPとエンパスって、違うんですか?
とのご質問、いただくことがあります。
参考記事:
HSPとエンパスの違いって?
このブログや、相談室は、
「HSPやエンパスなど、敏感な人っていろいろいるんだ」
とほっとしたり、共感していただける場にしています。
この記事では、エンパスを楽しむおはなしをつづってみました。
私はHSPそしてエンパスです
かくいう私は、HSPですし、エンパスでもあります。
会話や概念、状況に浸りきって、五感で感じとります。
これまでいろんなものを感じすぎて、コントロールが効かないな~と思っていました。
キャリア・コンサルタントの養成講座で、カウンセリング実習を受けたのがよい学びとなり、自分と他人の区別をつけられるようになりました。
(詳しくは別の機会に書いていきますね。)
ここから、エンパスを楽しむ人生が始まりました!
エンパスを楽しむ人生へ
キャリア・コンサルタントの資格を取ったのが2015年、47歳のときです。
若い頃に、楽しいことも悲しいこともたくさん経験したからか、多少のことでは動じなくなりつつあります。
心のゆとりができたとも言えます。
2016年に再婚して、公私で、豊かに人生を楽しむ毎日が始まりました。
エンパスの力も、日々の暮らしでかなりプラスに使えるようになり、さらに、エンパスだからできる楽しみも増えました。
そのうちのひとつが、映画です!
エンパスだから映画を楽しもう
夫とは、ほぼ毎週、映画をみています。
これまで見た本数を数えたら、夫と出会う前を含めて、400以上見ていました。
日本人は平均で年に1~2本映画をみるという調査結果があるそうで、私は多い方に入ります。
エンパスの扱い方がよくわからなかった頃は、映画で受ける影響が強すぎて、思い切り浸るのを避けてました。
びっくり屋さんでもあるから、本当は大きな音に反応するのに、驚かないようにしなきゃ・・・と体を硬くしてみていたこともありました。
でも、そんな自分でもまあいいや、と開き直ってからは、気兼ねなく映画の世界に浸り、音にびっくりし、笑って泣いて、映画の人物や状況にガッツリ浸ることにしましたよ。
エンパスを楽しむ心構え
いまでは多少ハードな内容でも、ストーリーや設定に共感できれば、いろいろなタイプの映画を楽しめるようになりました。
共感というより、私の場合は、その人・状況になりきる。浸って感じきります。
浸りきるとき、ちょっと注意してるのは、自他の区別をしっかりつけることですね!
エンパスとして映画を楽しむ
エンパスとうまくつきあって映画をみると、ますます臨場感を楽しめるようになりました!
水中を泳ぐシーンでは、私も、体のまわりに水流がめぐるのを感じます。
おいしいお料理の香りを楽しむシーンでは、鼻の中に香りが通り、香りに応じて微細な刺激が起こり、これから口にするお料理の味を想像し、口に運ぶ楽しさを感じます。
面白いのは、リアルな経験とことなり、映画が終わってその映画と「距離をおく」と、「そういう映画もあったね~」とあっさりできる点です。
気楽にひたれるんですね。
以前は何日間もその映画の世界から抜けられなかったことも多かったですけどね!
エンパスと上手につきあって変わったこと
映画の世界を楽しむ幅が広がったのはもちろん、内容や感覚を引きずりにくくなったので、神経の疲れからの回復が早くなりました。
あとは、内容を何度も思い出さなくなり(思い出してもオフできる)、余計な考えや思いを抱かなくなりました。
もちろん、激しく印象に残る出来事は引きずります。
それはそれで、よしとしています。
参考記事: